【サッカー】なぜかカバーニの所属先がなかなか決まらない!?フリーでお買い得なはず…
セリエA・ナポリ、リーグアン・パリSGでエースストライカーとして活躍したエル・マタドール(闘牛士)ことエディンソン・カバーニの所属先がなかなか決まりません。なぜでしょうか?ちなみに契約切れでのフリートランスファーですのでお買い得です!
カバーニの現状、フリー選手の何が良い?…
カバーニは2019-20シーズンが終了後、契約満了で退団が決定済みということで、現在フリーですので移籍金が発生せずに獲得できます!
フリーで獲得するメリットは当然クラブ側にもありますが、選手側にもあります。移籍金が発生しませんので獲得する側のハードルが低くなるので多くのクラブからオファーが届きやすいです。
また移籍金が掛からない分、年俸に関しても比較的上乗せしやすい傾向にあります。
というわけで、これまでにアトレティコ・マドリー、レアル・マドリー、ベンフィカ、ユヴェントス、フェネルバフチェなど、多くのクラブへの移籍が噂されてきました!
33歳ながら、年俸900万ユーロ(約11億円)でベンフィカと契約する?、契約金300万ユーロ(約3億7000万円)、年俸350万ユーロ(4億3000ま万円)の4年契約でフェネルバフチェに逆オファーした?など移籍に関するお金の話も出ています。
という訳で本人も年齢的に33歳と一線で活躍できるキャリアの終盤でクラブ選択に慎重、給与面でもフリー移籍だけに求めるものが多いという事でしょう!
これまでの実績は…
愛称は『エル・マタドール(闘牛士)』、闘牛士のごとく、ゴールを決めて相手にとどめを刺してきた生粋のストライカーです。
年度別の得点記録はこちら…


ウルグアイでキャリアを始めたのちに、イタリアでもステップアップクラブとして有名なパレルモに所属(近年ではルカ・トーニ、ディバラ、パストーレ)して、中堅クラブながら2年連続で15ゴールでナポリの目に留まりました!
138試合で104得点と2010年以降にイタリアの強豪に返り咲いたナポリの前線を支えました。2011-12チャンピオンズリーグでもベスト16に貢献し、ヨーロッパでもトップクラスのストライカーとなりました。
そして、キャリアの全盛期ともいえる年齢(26~33歳)はフランスの成金クラブ、パリ・サンジェルマンに移籍。ヨーロッパのトップを狙いたいクラブがトップクラスのストライカーを獲得することになりました!イブラヒモビッチとのダブルエース時代やムバッペ、ネイマールとの強力トリデンテ時代など、目まぐるしくメンバーが入れ替わるチームでも活躍できる万能タイプのストライカーでもありました!
最終年こそマウロ・イカルディにスタメンの座を奪われましたが、コンスタントにゴールを重ねて301試合200得点とイブラヒモビッチ(156得点)を抜いて最多得点記録を打ち立てました!
代表通算と合わせてキャリアで698試合401得点は間違いなく、歴戦のゴレアドール(点取り屋)!
カバーニ、どこに行くのか?
なかなか決まらない…とは言え、実績でも書きましたようにこれだけの実力者がどこにも行けないことは無いでしょう。
言語面を考慮するとフランス、イタリア、スペインが候補でしょうか。
フランスではやり残したことが無いでしょうし、イタリアもユヴェントスがモラタを獲得したために無さそう、ナポリも前線が充実しているので無さそう。
スペインではアトレティコ・マドリーがスアレスを獲得したため、無し。一方でレアル・マドリーはベンゼマが怪我をすると頼れるバックアッパーがいない為、本人にとっても一線級のビッククラブで両者の利害が一致するように思います。
フィジカルも強靭な選手ですのでプレミアリーグでも活躍できそうで能力の高い選手だけに色んなクラブで活躍する姿が想像できます!
ちなみに本人はしっかりトレーニングを継続しており、いつでもOKでまた『エル・マタドール』がピッチに帰ってくれるでしょう!