【サッカー】プレミアリーグ20-21’最年長ランキング、まだまだ活躍するいぶし銀の男たちは?(前編)
英紙『The Sun』が今シーズンのプレミアリーグでおじいちゃん達ではなく、いぶし銀なベテランたちを年齢順にランキング化しているので紹介しましょう!まだまだ活躍してやろうというベテラン達はだれなのか?
プレミアリーグ20-21’最年長ランキング…
早速、ランキングはこんな感じ…

1、2位はなんとチェルシーの控えゴールキーパーコンビ!あれっ?チェフって引退しなかったっけ?と思った方!実はひっそりと選手登録されてますのでよろしければ、こちらの記事もご覧ください
やはりと言うべきか、ゴールキーパーやディフェンダーが圧倒的に多いですね!特にプレミアリーグではディフェンダーにもスピードが求められますのでランクインした選手は相当、自己管理ができている選手なのでしょう!
さて個別に見て行きましょう!
10位:フィル・バークリー(バーンリー)DF/35歳…
フィル・バークリーはイングランド出身でバーンリーに所属する35歳のDFです。
マンチェスター・ユナイテッドユース出身で2003~2008まで所属していましたが、ほとんどトップチームでの所属ではなくローン移籍でベルギーのアントワープやプレミアのアストン・ヴィラなどに武者修行していました。
ちなみにマンチェスター・ユナイテッドユースには8歳から所属しており、いわゆる純粋培養な選手ということになります。
その後、2008~2014までサンダーランドで174試合に出場しており、途中ディ・カーニオ監督と揉めたりもしましたが、キャリアのハイライトと言えるでしょう。現在はバーンリーに所属しており、4シーズン目に突入しています。
9位:フェルナンジーニョ(マンチェスター・シティ)MF/35歳…
フェルナンジーニョはイングランド出身でバーンリーに所属する35歳のMFです。
数少ないMFでのランクインとなりました。主にボランチのポジション、マンチェスター・シティではケガ人が出た際にセンターバックとして出場しています。戦術理解度が高いユーティリティプレイヤーと言えますね!
しかも、プレミアリーグで優勝争いするようなチームでレギュラーとはなかなか驚異的です!
キャリアはブラジルのアトレチコ・パラネンセからスタート、その後ウクライナのシャフタール・ドネツクで2005~2013年と長い期間を過ごして、その間に6シーズンで国内リーグ優勝に貢献しています
続いて2013年より現在も所属するマンチェスター・シティに移籍して現在8シーズン目、主力選手としてプレミアリーグに7シーズン中6シーズンで30試合以上出場(18-19’は29試合)!!
チャンピオンズリーグなども合せると320試合以上出場しており、マンチェスター・シティ助っ人でもレジェンドクラスの仲間入りも近い存在でしょう!あくまで黒子役なので目立ちませんが笑
ブラジル代表でも53試合で2得点とタレント豊富なカナリア軍団でもかなり多く出場している方ではないでしょうか。
8位:ファビアンスキー(ウェストハム)DF/35歳…
ファビアンスキーはポーランド出身でウェストハムに所属する35歳のGKです。
ポーランドリーグでキャリアをスタートして05-06’シーズンには最優秀ゴールキーパーを受賞してアーセナルに移籍します。
アーセナルで7シーズンを過ごすことになりますが、ほとんどを控えゴールキーパーとして過ごすことになります。レーマンやアルムニア、シュチェスニーが正ゴールキーパーとして君臨しており、いわゆるカップ戦要員でした。
続いて移籍したスウォンジーシティで4シーズン、ウェストハムで2シーズンをレギュラーゴールキーパーとして先発の座を勝ち取ってます!現在、ウェストハムで3シーズン目に突入しています。
7位:パブロ・エルナンデス(ウェストハム)DF/35歳…
パブロ・エルナンデスはスペイン出身でリーズに所属する35歳のMFです。
ポジションはサイドハーフやウイングも兼任できます。
実は2010年に現地でバルセロナ vs バレンシア戦を観戦したときに見ました!生でサッカーを観戦するとボールタッチの良い選手は一目瞭然なのですが、バレンシアではダビド・シルバ、パブロ・エルナンデスが目立っていました!!
バレンシアユース出身でヘタフェなどにレンタル修行した後にバレンシアトップチームに定着、4シーズンを過ごし、スペインフル代表にも選ばれています!
スウォンジーシティにクラブレコードなる555万ポンドで移籍して12-13’にリーグカップ優勝に貢献してカタールの!2014年にアルアラビに移籍しますが、1シーズンでスペインに戻るもまた1シーズンだけ在籍して2016年より当時2部のリーズユナイテッドに移籍します。
4シーズンをリーズと共に2部で過ごして昨シーズンは念願のプレミアリーグ昇格(しかも2部優勝)!その間、151試合34得点と攻撃陣に欠かせない存在となっています!現在、リーズでは5シーズン目、プレミアリーグの舞台で奮闘しています!
6位:チアゴ・シウバ(チェルシー)DF/36歳…
チアゴ・シウバはブラジル出身でチェルシーに所属する36歳のDFです。
おそらくランキング内で最もネームバリューのある選手でしょう!
フルミネンセユースでキャリアをスタートした後にブラジル2部、ロシア、ポルトガルのポルトなどを経た後にフルミネンセに2006~2008年に在籍してブラジル国内で最も優れたディフェンダーとして活躍します。
そして、世界屈指のディフェンダーとしての地位を確立したACミランへ移籍しました。ミランでのユニフォームの印象も強いですが、在籍したのは3シーズン(09-10,10-11,11,-12)だけでアレッサンドロ・ネスタからディフェンスラインの要を引き継ぎます。
ACミランでは攻撃でイブラヒモビッチ、守備ではチアゴ・シウバが牽引して10-11シーズンにスクテッド獲得(セリエA優勝)に貢献してレアル・マドリーやインテルからオファーがあったものの残留しています。
そして、2012年に当時DFとして2番目に高額な移籍金:4200万ユーロ(約52億円)で成金クラブとなったパリ・サンジェルマンに移籍しました。
マルキーニョスらと共に堅固なセンターバックコンビを築いて在籍8シーズンで7シーズンのリーグ優勝、19-20’はチャンピオンズリーグでは準優勝とただの成金クラブではなく、パリ・サンジェルマンをヨーロッパ屈指の強豪クラブに押し上げました!
今シーズンよりフリートランスファー(移籍金なし)でチェルシーに移籍して初めてのプレミアリーグ挑戦しています!
始まったばかりのプレミアリーグでも守備の中心としての活躍が期待されます!
36歳でもこの役割を求められることはさすがの一言です
ブラジル代表でも不動のセンターバックとして91試合に出場!2010,2014,2018年ワールドカップに出場しています!ブラジル代表ではバイエルン・ミュンヘンなどで活躍したルシオより守備の中心を引き継ぎました。
2008北京、2012ロンドンオリンピックでもオーバーエイジ枠で出場しており、ブラジル代表には欠かせない存在です!
長くなりましたので後編1~5位は後日公開!
【参照】プレミアの“年長者トップ10”を英紙が紹介!まさかの登録メンバー入りのGKチェフが2位、最高齢は?
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=80994